海の欠片

わんころがCWのリプレイ置いたり設定置いたりするところです。

カモメの翼_キャラ設定

海鳴亭(うみなりてい)のキャラクターの設定をぽいちょしてます。

わんころさんとこのド安定の2男4女パーティです。最早いつもの様式美。

 

 

1_アルザスリースリング
勇将型 若者 男

身長:183cm
年齢:30歳(見た目的には18歳くらい)
種族:シーエルフ
武器:片手剣
一人称:俺
二人称:お前

性格:
硬派で真面目だが、感情的になりやすい。どの付くほどではないが、お人よし気質にはある。
守るべきものを守れなかった過去から、パーティの生存を最優先に考える。同時に喪失に強い恐怖を抱き、大切な者を守ることに強い執着がある。

簡単な経歴:
リューンより北にある海辺の人間とシーエルフが暮らす街、ウィズィーラの出身。10年前に突如海竜が出現し、それと共に街は滅んだ。アルザスは当事者であり、街のたった一人の生き残りである。
当時、騎士として海竜から街の長を守る役割を任されたが、目の前で海竜に殺された。それも長だけではなく、他の仲間もすべて。アルザスだけ生き残ったのだ。
以来、人と関わらずにぼんやりと独りで暮らしていたが……アスティとロゼと出会い、今こうして冒険者として過ごしている。

 


2_アスティ
普通型 若者 女

身長:156cm
年齢:?
種族:?
武器:(現時点で)なし
一人称:私
二人称:あなた

性格:
控え目でおとなしい。根暗というわけではなく、よく笑うしよく泣く。悲観的な考え方もするが、基本的には大変な時でも隣で手を繋いで大丈夫とほほ笑んでくれる存在である。
孤独に強い恐怖心があるらしく、一人になれないという問題を持つ。ずっとべったりアルザスにくっついているが、アルザスとしても本意らしいのでうぃんうぃん関係である。冒険者としては大問題だけども。

簡単な経歴:
記憶喪失。気が付いたら浜辺で倒れていた。
そこをアルザスが見つけ、記憶の手がかりを探してもらうことになった。傷を癒す力を持っているため、チームのヒーラーとしてくっついて回ることになった。

※正体についてネタバレ(反転でどうぞ)
かつてウィズィーラを始め、多くの人々を葬り去った悪魔の海竜……の、器(肉体)である。
精神は海竜の呪いとして現在様々な者に、あるいは場所に点在している。ロゼ達の呪いも、彼女の精神の一欠けらである。全部回収してアスティに戻すとかつての海竜が復活する。

 


3_ロゼ・ダンジュー
万能型 若者 女

身長:162cm
年齢:19歳
種族:人間
武器:弓、短剣
一人称:あたし
二人称:あんた
呪いの場所:背中
呪いの内容:空駆けるような機敏さ、代償は誰も縛ることができない無関心

性格:
明るく軽口が多い。同時にサバサバしており、感情的になることは少ない。
というのも、呪いの影響のせいで人や物事に関心を抱くことができない。彼女は無理やりにでも自分を感情的に、自分だと言い張れるものを作り、それにすがることで抗っているらしい。そのため、どこか表情には作り物のように感じることもある。
また、過去の出来事により『強い者の言いなり』になることに強い反抗心を持つ。

簡単な経歴:
ウィズィーラの近くの村出身。事件の当事者、ではあるがすぐに逃げたため、そこまで関与していない。
逃げてからは盗賊業に勤しんでいたが、仲間から裏切りに遭う。ある日海竜の呪いを見つけ、それを仲間に報告。その呪いを使い盗賊仲間のリーダーを陥れようとしていると濡れ衣を着せられ、結果的に見つけた呪いを無理やり宿されることとなった。
それからは冒険者として生きながら、呪いを解くための手がかりを調べていた。そうして辿っているうちにアルザスらと出会い、上手く冒険者として引き込んで手伝わせることにした。
ラドワとはアルザスと出会う前の冒険者時代に何度か共に依頼をこなしたことがあり、互いに親密な関係にある。……親密???

 


4_ラドワ・セリニィ
策士型 女 大人

身長:173cm
年齢:27歳
種族:人間
武器:杖
一人称:私
二人称:あなた
呪いの場所:胸元
呪いの内容:魔族に匹敵するほどの魔力、代償は楽しい楽しい殺人衝動

 

性格:
冷静沈着で控え目。ただし元からそこそこ過激で自由奔放な人間だったらしく、ちょいちょい物騒な言葉が聞こえてくる。人に情けはなく、自分のやりたいことに正直に生きる、外面に対して中面がかなりアレな人間だ。
能ある鷹は爪を隠すタイプ。上手く己の殺人衝動と付き合っており、更にその衝動をよしとしてしまっているため抗う気配もない。こっそり人知れず衝動を満たしているようだ。

簡単な経歴:
海竜の被害が殆どない、が、海竜の発生した場所から遠くはない都市の出身。両親も魔術師で、日々魔術の研究に明け暮れていた。しかし安全で成功が半ば約束された研究の繰り返しは、彼女にとって退屈そのものだった。
海竜が発生して5年後。海竜の呪いの存在や資料が研究所に舞い込み、これは実際に足を運んで調べるしかないね!!と、なんということでしょう自ら呪われに行きました。しかも道中で魔物を魔法で葬ったとき、これだ!!リアルな世界を求めてたんだ!!と、覚醒しちゃったもんだからどうしようもなくなっちゃったとさ。
そしてその楽しさをもっと味わうため、同時に呪いの衝動を満たすため。冒険者になり、楽しく過ごし始めましたとさ。

 


5_カペラ・ビアンコ
普通型 男 子供

身長:125cm
年齢:10歳
種族:人間
武器:タンバリン
一人称:僕
二人称:君
呪いの場所:額
呪いの内容:生き物の精神に干渉する力、代償は頂点に君臨せんとす支配欲

 

性格:
明るく天真爛漫で元気な男の子。女の子みたいな見た目だけど男の子。悩み事なんてないし、あったとしてもすぐにけろっと忘れる。
支配欲に関しては、本人は殆ど自覚できない&周囲も迷惑がかからない程度の白物。ただし、たまに黒いものが垣間見えることがある。

簡単な経歴:
呪いを保有した状態で生まれてきた、呪いの発生としてはかなり異例である。彼が住んでいた村は、『身体に印を持つものは天より選ばれし者だ』という伝承がある。成長すると旅に出て、広い世界を見ていずれ神に選ばれた相応の者になるのだと。彼に関しては神のお達しでもなんでもなく、海竜の呪いによる印なのだが。なお彼は大変大切に育てられ、大変大切に見送られた。
今は海竜の呪いの印だと知っているが、別にだからどうだってことはないらしい。村の者にとっての真実が神の印だというのであれば、それでいいと深く気にしなかった。旅に出る頃にゲイルが村に戻ってきたため、そこから一緒に旅に出ることになった。

 


6_ゲイル・ドメーヌ
豪傑型 女 大人

身長:168cm
年齢:28歳
種族:人間
武器:斧
一人称:あたい
二人称:てめぇ
呪いの場所:手の甲
呪いの内容:あらゆるものを破壊しかねない怪力、代償はどこまでも純粋な闘争心

 

性格:
大らかでお調子者。姉御肌な一面もあり、人の世話を焼くことは嫌いではない。同時にかなりの戦闘狂であり、必要以上に争いを起こそうとしてしまう。呪いも相重なって、時折空気の読めない発言をしてしまうことも。
自由な性格はラドワやカペラと相性がいいらしく、よく仲良くつるんでいる姿を見かける。半面ロゼとはそりが合わず、けんか腰になることが多々見受けられる。

簡単な経歴:
カペラと同じ村の出身であるが、彼女は後天性である。3年前村の近くでたまたま呪いを発見し、なんか見つけたんだけどと村の皆に見せたらおいそれ神様から選ばれた印じゃん!わあすっげお赤飯炊かなきゃ!となり、そのまま旅に出ることになったそうな。
年に一度この村へ戻ってきており、そのときカペラが巣立つことになったのでしばらく一緒に居ることになった。半年ほど過ごした頃、リューンにてアルザス達と出会い、そのままカモメの翼を結成することとなった。

 

 

 

 

おまけの用語集

カモメの翼
彼らのチーム名。冒険者として生きるためにチームを結成したのではなく、目的のために冒険者となりチームを結成した、というのが正しい。彼らは

 ・呪いの解呪方法の解明
 ・呪いの抹殺
 ・アスティの記憶の解明

の3つを主な目的に活動している。手がかりも何もないので、とりあえず依頼をこなして各地に足を運び、そこでこの3点の手がかりを掴むことを目論んでいる。
ただし、解呪に関しては『恩恵はそのままに、精神作用部分への打開策』を考えている。だって便利なんだもん。

 

竜災害
結成時より10年前に起きた、海洋都市ウィズィーラに突如発生した海竜が齎した被害。ウィズィーラは壊滅し、近隣の街や村にも大きな被害を出した。
竜が討たれた次の日に『海竜の涙』が降った。悪魔の涙については後述。

・海竜の悪魔
竜災害で発生した海竜のこと。並大抵の竜ではなく、犠牲者も多かったためこのような呼ばれ方もされているようだ。

 

海竜の涙
竜災害の発端となった竜が討たれた次の日に降った雨のこと。竜災害の後日に雨が降り、その雨に海竜の魔力や精神が溶け込んでいたのだと考えられている。それが一か所に集約し、そこに触れたものに竜の呪いがかかるという仕組みだ。なおカペラだけは雨を受けた母体の身体から呪いを授かった模様。
魔力や精神汚染に耐性がなかったものは、この雨を直接浴びて魔力暴走にも似た症状や、精神崩壊を起こしたなど、こちらでも様々な被害をもたらしている。なお海竜の涙は竜災害の被害地とほぼ同じ範囲に降っている。

 

呪い
海竜が残した呪い。海竜の力の一部を授ける代わりに精神的に異常をきたすという代物。
精神異常に関しては『すでに持っている精神を増幅させる』か『人として当たり前の精神を欠落させる』というもの。ラドワ、カペラ、ゲイルは前者、ロゼは後者である。
自制できるのであれば恩恵となるが、精神異常に飲まれてしまい、『呪いに飲まれて』しまえば廃人同様となってしまう。そうなれば最後、殺すしかない。

 

緊張感がない
このパーティの代名詞。
だってーーー_楽観的が4人いるんだぜこのパーティーーー緊張感なんてあってないようなもんでしょーーーーーーーー